§ビルドシステム
Play のビルドシステムは、Scala および Java プロジェクト用の、最小限で押し付けがましくないビルドツールである sbt に基づいています。
§/project
ディレクトリ
すべてのビルド設定は project
ディレクトリに保存されます。このフォルダには 3 つの主要なファイルが含まれます:
build.properties
: 使用する sbt のバージョンを記述する指標的なファイルです。Build.scala
: アプリケーションプロジェクトのビルド記述子です。plugins.sbt
: プロジェクトのビルドに使用される SBT プラグインです。
build.properties
とplugins.sbt
は play のバージョンを変更した時には手動で更新しなければならない事に注意して下さい。
§Play 2.0 アプリケーションのデフォルトビルド
play new
コマンドによって生成されたデフォルトのビルド定義はこのようになります:
import sbt._
import Keys._
import PlayProject._
object ApplicationBuild extends Build {
val appName = "Your application"
val appVersion = "1.0"
val appDependencies = Seq(
// Add your project dependencies here,
)
val main = PlayProject(
appName, appVersion, appDependencies, mainLang = SCALA
).settings(
// Add your own project settings here
)
}
アプリケーションの名前、バージョンや依存性などの標準的なオプションを容易に定義できるようにするために、このような方法で書かれています。
sbt の全機能が Play 2.0 プロジェクトで利用できることに注意してください。
§sbt 用 Play プラグイン
Play コンソールや動的な再読み込みなどの開発機能は、すべて sbt プラグインとして実装されています。これは plugins.sbt
ファイルに登録されています:
addSbtPlugin("play" % "sbt-plugin" % "2.0")
Typesafe リポジトリをリゾルバに追加する必要があるかもしれません。 http://github.com/playframework/Play20/wiki/Repositories を参照してください。
§依存性とリゾルバの追加
依存性の追加はシンプルです:
val appDependencies = Seq(
"group" % "name" % "version number",
)
リゾルバの追加も同様です:
val main = PlayProject(
appName, appVersion, appDependencies, mainLang = SCALA
).settings(
// Add custom repository:
resolvers += "Repository name" at "http://url.to/repository"
)
Next: SBT セッティングについて
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