§Play をソースコードからビルドする
初回のベータ版リリース以降の最新の改善やバグフィックスの恩恵を受けたいときは、 Play をソースコードからコンパイルしましょう。ソースコードは Git client で取得します。
§ソースを取得する
初めに、シェルから Play のソースをチェックアウトします:
$ git clone git://github.com/playframework/Play20.git
ソースコードを取得したら、 Play20/framework
ディレクトリに移動して、 build
スクリプトを起動し、 sbt によるビルド・コンソールに入ります。
$ cd Play20/framework
$ ./build
> publish-local
sbt を別途インストールする必要はありません。 Play 2.0 には必要なバージョンの sbt が既に組み込まれているからです (Play 2.0.x は sbt 0.11.3 を使用し、Play 2.1.x は sbt 0.12.0 を使用します) 。
もし、 Play に独自の変更を加えた場合は、 publish-local
を使ってフレームワークを再ビルドするとよいでしょう。
§ドキュメントを取得する
末尾の . は、git に wiki 用のサブディレクトリを作らず、現在のディレクトリを使用するよう伝えるので、重要です。
$ cd Play20/documentation/manual
$ git clone git://github.com/playframework/Play20.wiki.git .
§ドキュメントをビルドする
$ cd Play20/framework
$ ./build doc
正しく実行できたら、プロジェクトを実行すると手元の http://localhost:9000/@documentation でドキュメントを参照できるようになるはずです。
この stackoverflow の質問 も参照してください。
§テストを実行する
sbt コンソールで test
タスクを起動すると、基本的なテストを実行することができます。
> test
私達はサンプルアプリケーションを通したフレームワークのテストも行なっています。runtests
スクリプトを起動すると、サンプルに対するテストを含む完全なテスト・スイートを実行することができます。
$ ./runtests
§プロジェクトを作成する
ソースコードから自分でビルドしたバージョンの Play を使ってプロジェクトを作成する方法は、通常の Play アプリケーションを作成する方法とほとんど同じです。
export PATH=$PATH:
既に Play 2.0 Beta で開発された Play 2.0 アプリケーションを、自分でビルドしたバージョンにアップグレードしたいときは、
resolvers ++= Seq(
...
Resolver.file("Local Repository", file("<projdir>/Play20/repository/local"))(Resolver.ivyStylePatterns),
...
)
addSbtPlugin("play" % "sbt-plugin" % "2.1-SNAPSHOT")
のような設定を、 project/plugins.sbt に追加しましょう。2.0.x から trunk に切り替えた場合は、sbt.version=0.12.0
を含むよう build.properties
を変更しなければなりません。
§コードを eclipse で開く
Play のコードを eclipse で開くために必要な設定については、 Stackoverflow を参照してください。
このドキュメントの翻訳は Play チームによってメンテナンスされているものではありません。 間違いを見つけた場合、このページのソースコードを ここ で確認することができます。 ドキュメントガイドライン を読んで、お気軽にプルリクエストを送ってください。