You are viewing the documentation for the 2.6.x development release. The latest stable release series is 2.4.x.
§XML リクエストとレスポンス
§XML リクエストの処理
XML リクエストはリクエストボディに XML データを含む HTTP リクエストです。XML リクエストの Content-Type
ヘッダには、 application/xml
もしくは text/xml
という MIME タイプを指定する必要があります。
Action
は any content ボディパーサーをデフォルトで使います。これを利用して、リクエストボディを XML (具体的には NodeSeq
) として取得することができます。
def sayHello = Action { request =>
request.body.asXml.map { xml =>
(xml \\ "name" headOption).map(_.text).map { name =>
Ok("Hello " + name)
}.getOrElse {
BadRequest("Missing parameter [name]")
}
}.getOrElse {
BadRequest("Expecting Xml data")
}
}
この場合、専用の BodyParser
を指定して Play にコンテントボディを直接的に XML としてパースさせると、記述がシンプル化されてなお良いでしょう。
def sayHello = Action(parse.xml) { request =>
(request.body \\ "name" headOption).map(_.text).map { name =>
Ok("Hello " + name)
}.getOrElse {
BadRequest("Missing parameter [name]")
}
}
Note: XML ボディパーサーを利用するときには、
request.body
の値が直接NodeSeq
になります。
このアクションは、コマンドラインから cURL を使って以下のようにテストできます。
curl
--header "Content-type: application/xml"
--request POST
--data '<name>Guillaume</name>'
http://localhost:9000/sayHello
レスポンスは以下のようになります。
HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: text/plain; charset=utf-8
Content-Length: 15
Hello Guillaume
§XML レスポンスの送信
前述の例では XML リクエストを処理して、 text/plain
のレスポンスを返してしまっていました。これを、正しい XML HTTP レスポンスを送り返すように変更してみましょう。
def sayHello = Action(parse.xml) { request =>
(request.body \\ "name" headOption).map(_.text).map { name =>
Ok(<message status="OK">Hello {name}</message>)
}.getOrElse {
BadRequest(<message status="KO">Missing parameter [name]</message>)
}
}
レスポンスは以下のようになります。
HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: application/xml; charset=utf-8
Content-Length: 46
<message status="OK">Hello Guillaume</message>
Next: ファイルアップロード処理
このドキュメントの翻訳は Play チームによってメンテナンスされているものではありません。 間違いを見つけた場合、このページのソースコードを ここ で確認することができます。 ドキュメントガイドライン を読んで、お気軽にプルリクエストを送ってください。