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§プロトコルの設定
WS SSL はデフォルトで、JVM が利用できるもののうち、もっともセキュアな TLS プロトコルを使います。
- JDK 1.7 以降の場合、デフォルトプロトコルは “TLSv1.2” です。
- JDK 1.6 の場合、デフォルトプロトコルは “TLSv1” です。
JSSE で利用できるプロトコルの全リストは 標準アルゴリズムのドキュメント にあります。
§デフォルトプロトコルの定義
異なる デフォルトプロトコル を定義したい場合は、クライアントで具体的に指定します:
# Passed into SSLContext.getInstance()
play.ws.ssl.protocol = "TLSv1.2"
利用可能なプロトコルのリストを定義したい場合、明確に定義することができます:
# passed into sslContext.getDefaultParameters().setEnabledProtocols()
play.ws.ssl.enabledProtocols = [
"TLSv1.2",
"TLSv1.1",
"TLSv1"
]
JDK 1.8 を使っている場合、jdk.tls.client.protocols
システムプロパティを設定して、クライアントプロトコルをグローバルに利用することもできます。
WS は “SSLv3”, “SSLv2” そして “SSLv2Hello” を多数の セキュリティ上の問題 を抱えた弱いプロトコルと認識しており、これらが play.ws.ssl.enabledProtocols
リストに含まれている場合は例外を投げます。事実上、すべてのサーバは TLSv1
をサポートしているので、これらの古いプロトコルを使う利点はありません。
§デバッグ
プロトコル設定のデバッグオプションは以下の通りです:
play.ws.ssl.debug = {
ssl = true
sslctx = true
handshake = true
verbose = true
data = true
}
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