§プルリクエストと Play

このページは、 Play へプルリクエストを送信する際のガイドライン（および、どのようなプルリクエストがマージされるかの説明）です。

これを書いているのは、最近、大量のプルリクエストをリジェクトしなければならなかったです。その理由は、プルリクエストの品質の問題ではなく、単に現在のプロジェクトの優先順位にそぐわない、ということでした。全てのプルリクエストは適切に評価され、そして対応されます。しかし、Play のコミット・ログをご覧になった方はご存知かもしれませんが、Play のコア・メンバーは現在かなり多忙で、何にどれだけの時間を割くかを慎重に考えなければなりません。

§動く標的

Play 2.0 フレームワークは現在、コア・チームにより活発に開発されている最中で、コードベースも急激に変化します。そのため、チケット無しのバグに対する小さな修正や変更は、今のところかなり優先度が低くなっています（もちろん、フレームワークがもっと成熟すると、この方針は変わるでしょう）。小さな問題に対するプルリクエストー例えば、スペース、インデント、軽微な誤字・脱字の修正などーは、かなりの確率でリジェクトされます。

§新機能は限りなく

残念ながら、Play に新機能を追加するようなプルリクエストもリジェクトされやすいでしょう。フレームワークは大多数の用途にフィットするように作られる必要があります。言い換えれば、全てシチュエーションを満たすことはできないということです。ある１チームでのみ絶対に必要な機能があるとして、その機能はその他の全てのユーザにとっては余分な機能になります。さらに、一旦 Play にマージされた機能は、長い長い期間、サポートされ続ける必要があります。何かのサポートをフレームワークに追加するということは、そのフレームワークの生涯に渡って、メンテナンス、テスト、関連コードのアップデートという作業が必要になるということを意味します。そのような作業にも、Play プロジェクトのリソースが必要です。

したがって、小さな機能の追加・削除であってもプロジェクトに深刻な影響を与える可能性があるため、慎重かつ先々のことを考えて実施しなければなりません。

§それでも熱意を持って貢献してくださる方へ

とはいっても、良いコードは良いコード、良いアイデアは良いアイデアです。真剣にプロジェクトに参加したい方、コードに問題を発見した方、絶対に必要な機能がフレームワークにない（または、存在すべきでない機能がフレームワークにある）と思われた方は、メーリングリストに飛び込んで、まずは話し合いましょう。私達は Play に関わる全員が、「クールだけど使われない機能」ではなく、本当に役に立つものだけに時間を使って欲しいと考えているだけなのです。

このドキュメントの翻訳は Play チームによってメンテナンスされているものではありません。 間違いを見つけた場合、このページのソースコードを ここ で確認することができます。 ドキュメントガイドライン を読んで、お気軽にプルリクエストを送ってください。