インストールガイド
前提条件
Play framework を実行するには、Java5 以降 が必要です。Play をソースからビルドしたいのであれば、ソースコードを取得するために Git ソースコントロールクライアント が必要であり、ビルドするために Ant が必要になります。
カレントパスで java コマンドが認識できることを確認してください (java -version
を入力して確認してみてください) 。Play はデフォルトの java コマンドか、 $JAVA_HOME
が定義されている場合は、このパスで実行可能な java コマンドを使用します。
play のコマンドラインユーティリティは Python を使用します。ですから、どのような UNIX システムでもそのまま使うことができます (ただし Python 2.5 以上が必要です) 。 Windows で実行する場合でも、フレームワークに Python ランタイムをバンドルしているので、心配する必要はありません。
Installation from the binary packageバイナリパッケージからのインストール
一般的な手順
通常、インストール手順は次のとおりです。
- Java をインストールします。
- 最新の Play binary package ダウンロードし、アーカイブを展開します。
- ‘play’ コマンドをシステムパスに追加し、実行できることを確認します。
Mac OS X
Java は組み込まれているか、自動的にインストールされるので、最初の手順は省略することができます。
- 最新の Play binary package をダウンロードし、
/Applications
に展開します。 /etc/paths
を編集し、(例えば)/Applications/play-1.2.5
行を追加します。
OS X における代替手順は次のとおりです:
- HomeBrew をインストールします。
brew install play
を実行します。
Linux
Javaをインストールするには、(多くの Linux 上でデフォルトの Java コマンドである GCJ ではなく)Sun-JDK または OpenJDK のいずれかを使用してください。
Windows
Java をインストールするには、最新の JDK パッケージをダウンロードしてインストールします。 Python ランタイムはフレームワークに同梱されているので、別途 Python をインストールする必要はありません。
最新ソースからのビルド
最新の機能やバグ修正の恩恵を得るために、Play をソースからコンパイルしたくなるかもしれません。ソースコードを取得するためには Git クライアント が必要であり、フレームワークをビルドするためには Ant が必要です。
コマンドラインから下記を実行します:
# git clone git://github.com/playframework/play.git
# cd play/framework
# ant
これで Play framework を使用する準備が整いました。
play コマンドを使用する
フレームワークを正しくインストールしたら、シェルを開いて play コマンドを実行してください。
$ play
play のデフォルトメッセージが見えるはずです:
play help コマンド名 を実行することで、特定のコマンドのより詳細なヘルプを見ることができます。次の例を試してみてください:
# play help run
新しいアプリケーションの作成
new
コマンドを使って新しいアプリケーションを作成してください。アプリケーションの作成先として、存在しないパスを指定する必要があります。
# play new myApp
新しいアプリケーションが作成されます。以下のコマンドでアプリケーションを開始します:
# play run myApp
ブラウザで http://localhost:9000 を開いて、アプリケーションのデフォルトページを見ることができます。
Play を利用する環境が整いました
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